二日酔いで15:00まで屍になっていた。仕事が少々落ち着いていて助かった。恋人は出社で、起きたらいなかった。お見送りができなかった。
夜、恋人から帰宅連絡が入る。朝はお見送りできなかったからサプライズで迎えに行こうと企み、電車の到着時間に合わせて小走りで駅へ向かった。時間になっても恋人が出てこない。到着時間から数分後、家に着いたがと連絡がきた。見逃してしまっていた。恋人から電話があり、すかさずごめんと伝えると笑っていた。そこで待っていてと伝えると、時間は変わらないからとこちらに向かって来てくれるようだった。すれ違わないように電話をつなぎながら歩く。慎重にルートを確認して、ようやく会うことができた。迎えに行ったらちょっと喜ぶと思って、と言うとまた笑っていた。家に着いたあと、迎えに来てくれてありがとうねと彼が言う。失敗しちゃったけどね、とか話して、マッサージしたりお茶をいれたり出来る程度の労りをやって、わりとすぐ寝た。