2024.3.20

何時に起きたか忘れた。雨予報のはずがすっかり晴れていて強風。頭がぼんやりするから気圧が下がっている気がする。イブ服用。

劇場で「海が聞こえる」を観る。頭痛が気になったけれどすぐに忘れた。観ながら三島由紀夫潮騒」の一節を思い出す。

"(中略)彼の聴く潮騒は、海の巨きな潮の流れが、彼の体内の若々しい血潮の流れと調べを合わせているように思われた。"

正確にはなんかこういう一節あったよな、と思ってあとあと調べた。若者の血潮はまるで海の巨きな潮騒だなんていうきれいな表現、何食ったら思いつくんだ。「海が聞こえる」の平熱感覚、というキャッチコピーにも血潮のたぎりのようなものを感じる。鑑賞後にきれいだったしか言えないのってヤバい?原作も読みたい。5:00就寝。